価値観の相違ってのは大きいモノで、それが原因で別れるカップルも多い。
また、恋愛だけでなく、会社における人間関係でもそれは大きい。
『相手はどのように考えて、その発言に至っているのか。』
2人の意見が違った場合、それをキチンと理解した上で話し合いを進める必要がある。
相手を説得するなら、まずは相手の考えをキチンと理解しなければならない。
相手がどんなにおかしな考えだとしても、まずは把握するべきだ。
把握しなければ、どこがおかしいのか指摘する事もできない。
また、その権利も無い。
まずは相手の話にゆっくりと耳を傾けよう。
また、自分の考えが間違っていた場合、それを認めるのは勇気がいる。
しかし、そこでは素直に間違いを認めなければならない。
でないと、2人の信頼関係が無くなってしまうからだ。
後々になってから言うのも絶対に良くない。
相手の事を少しでも思うならその場で言うべきだ。
また、間違ってはいなくても相手の意見の方が場に合う場合は、
「よく考えたら、そっちの考えの方が良いね。」と素直に認めよう。
自分の意見が間違っていなくても、より良い選択肢を選ぶべきなのだ。
そこをムリに押し通す事はただの傲慢であり、恥ずべき事である。
会社などで部下を持つ人間は特にこの事を意識するべきである。
【恋愛においては】
自分の中で納得行かない事になったとしても、
相手のためにムリをして合わせてしまう人もよくいるが、それは良くない。
ムリをしていればいつかツケが回ってくる確率が高い。
合わせていれば、相手は『それで納得したんだな。』と思い込む事もあるのだ。
双方が価値観の違いというモノをどう捉えるかが大事だ。
また、そのためにお互いが納得するまで話し合いの場を持つことが大事だ。
俺はゆうなと会うまで『価値観がピッタリ合う人』を探していた。
パズルのピースが最初からピタッとハマる人しか求めていなかったのだ。
だから、『コイツは違う』と思ったらそこで切ってた。
だが、ある時、ゆうなと価値観の違いから軽いケンカになり、
「ケンカは嫌いだ。傷付け合うから。」と俺が言うと、
「わたしはケンカするたびにお互いを理解できて嬉しい。」と言われ、
その言葉に目からウロコが落ちるようだった。
あまりにキレイで愛のある言葉にグッと来た。
危うく魂が浄化されるトコだった。危なかった。
てっきりニフラムでも唱えられたのかと思った。(笑)
*ニフラム…邪悪なモンスターを光の彼方に消し去るというドラクエの呪文。
動物の世界で価値観の違いがあった場合、ガウーでガブでキャインだが、
俺たち人間は心行くまで話し合う事ができる動物だ。
ただし、相手がガウーでガブッとしてくる人だったら、(暴力行為とか脅迫とかね)
それはもっと大きな力に叩いてもらうべきである。(上司とか警察とかね)
話し合いにも応じなければ、それしか解決策が無いのだ。
大きな力に叩いてもらう場合の話も少しだけしようか。
多くの人は頼ってきた方の味方をする。
それは問題への主観がそちら側になるからだ。
それが仮に悪い方だったとしても、正直に言えば大半の人間が理解を示そうとする。
やはり人というのは頼られると味方したくなるものなのだ。
そこを利用して強い味方を取り込む技術を身に付ける事も、
ストレスを溜めない人生を歩む技になりうるのだ。
俺はその作戦を使って自分の側に強力な味方を大勢作って、
相手を完全に孤立させて最後には屈服させた事がある。
いや、カワイイ小学生時代の話だが。
人を取り込む技術というのは必ず役に立つ。
それは話術がそれほど得意でなくても習得が可能だ。
ようするに、周囲の人の性格を熟知していれば良いのだ。
『この人はこういう頼られ方に弱い』という感覚を身に付ければ良いのだ。
ただし、それを悪用するのは人としてのモラルに欠けている。
小学生時代の俺も大いに反省していると思う。
どうか、彼を許してやって欲しい。←他人事(笑)
このように考えるから、俺は女友達からこう言われた事がある。
「味方になると頼もしいが、敵に回すと恐ろしい。」
最高の賛辞だ。
2006/12/23
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