俺が小さい頃はワガママは最大限言うようにしてた。
ダダも限界までこねるようにしてた。
そして、『あぁ、今回はムリなのか。』と判断が付くと、
そこでようやく諦めが付くという調子だった。
それによって、【ゴネ得のスキル】ってのが自然と身に付いたんだと思う。
どこまで相手が譲歩するか、みたいな部分を見極める技術だろうか。
タチが悪い事この上ない。
マンガ家の鳥山明先生は小さい頃に欲しい物を買ってもらえないと、
それを何度も何度も飽きるまで描く事で解消していたらしい。
それが【マンガのスキル】に繋がっていったんだそうだ。
それを聞いて幼少期に特化する才能の基礎が生まれるんだと改めて思った。
俺のゴネ得と比べて素晴らしい才能を身に付けとるな。
いやいや、お恥ずかしい。
しかし、この【ゴネ得】ってのは成功するとかなりオイシイ反面、
人に恨まれる事も多かったりするので注意が必要だ。
『面倒なヤツ』というレッテルから逃れられる事は無いからだ。
ここをクリアするためには色々な要素が必須になってくる。
・人からどう思われようと気にしない。
・マイナス面を補うほどの愛嬌を身に付ける。
・人から頼られるような頭の切れる人間になる。
俺はこれらを全部持っていると自負している。
鬱陶しいトコも含めて、それは素敵な個性だと気に入っている。
良い子は見習わないで頂きたい。
こんな下卑た人間を見習ってはいけないのだ。
でも、そんな卑しい自分も大好きなんだ。
周りのみんなが優しいから許されるんだろうけどね。
俺は恵まれてるなぁ、心の大きな人たちに愛されて伸び伸びと育って。
って言っておくと責めてこないんだよね。
周りの人って。
って言うと怒るんだよね。
周りの人って。
楽しい人たちだ。
飽きないよ。
これからも仲良くしてくれたまえ。
ウチの悪ガキと。
2007/11/02
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