ん?なんか障害物か?
:解説:
東武東上線に乗ってたら、電車が警笛を鳴らしつつブレーキをし始めました。
そしてブレーキしつつ緊急停止のアナウンスが流れました。
『電車を急停車します。吊り革手摺りにお掴まり下さい。』
ナニナニ?ぶつかんの?
踏み切りで障害物とかそれ系?
そんな事を考えていたら、電車は安全に踏み切りの手前で止まりました。
別に急ブレーキでもないくらいでした。
いや、大事に至らなくて良かった。
安全に運行している運転士に感謝です。
東武東上線ステキ。
そして軽い『ファン』という警笛の後にまた運転を再開しました。
踏み切りに差し掛かる時に見ると黄色い帽子を被った小学生の団体が居ました。
『ただいま〜踏み切り内にお子様が立ち入られましたので〜電車は緊急停止をさせて頂きました〜。』
その時、昔を思い出しました。
俺は小さい頃にあの子供達と同じ経験をしたと思うのです。
友達の誰かが踏み切りを待つのが面倒だと言って、
くぐって中に入って反対側に行って、
電車が警笛を鳴らして少し手前で止まって、
〇〇くん、ダメだよ
危ないよ!
電車止まっちゃったじゃない
いけないんだ〜!
フン!しらねぇや!
これは誰の記憶だろう。
小さい頃に俺が住んでいた街には踏み切りは一つも無いのに。
高架と地下鉄の街だったのに。
たま〜に俺の中に誰かの記憶が混じってる気がするのです。
死んだ人とかではなく、生きてる人の記憶が。
しかも常にではなく、たま〜に飛んでくるカンジで。
例えて言えばトランシーバーで混信するようなカンジ?
あ、こうやって書くとアブない人みたい。
いや、前からある意味アブないけど。(笑)
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