サマーランドは人がいっぱい居た。
「俺はみんなの荷物見ながら肌焼いてるからテキトーに遊んで来い。」
そう言って京也さんが私たちの荷物を預かってくれた。
私達はすぐに浮き輪を人数分借りて流れるプールに入った。
みんなで手を繋いでたから周りのお客さんには迷惑だったかも。
途中でミッコがバランスを崩して浮き輪から落ちた。
ついでに化粧も落ちた。
みんなで「マユ無しオバケだ!」と笑っていると、ミッコが一人ずつ浮き輪から落とし始めた。
そこからはみんなで落とし合い、水の掛け合いになった。
散々はしゃいでプールから上がる頃にはみんな眉無しオバケになってた。
「これじゃ逆ナンしても絶対引っ掛からないね」
「これじゃナンパしてくる男も居ないよ」
みんなで顔を見合わせて笑った。
更新:2004/08/18
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