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ついておいで。
「何やってんだい?子供の出歩く時間じゃねぇぞ。」
京也さんは笑顔でそう言った。
しかし、私の涙に気付くと真顔になった。
「何かあったんか?俺で良かったら聞くよ。」
私は泣いている理由を話した。
京也さんは話を聞いてる間、何も言わずにタバコを吸っていた。
話し終わると京也さんはスッと立ち上がり、私に手を差し伸べた。
「ついておいで。」
京也さんは私の手を引き、自分の車のトコまで連れて行った。
「良いモノ見に行こうぜ。」
更新:2004/10/29
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