Love at once


 30   ハイテンション留守電
 
次の日、起きると不思議とスッキリしていた。
昨日の事でちょっと気分がラクになっていたのもある。
 
でも、学校にはあまり行く気になれなかった。
私は公園を散歩する事にした。
 
ブランコで揺れていると太陽がジリジリと暑かった。
そういえば昨日もココに来たんだっけ。
…京也さんは何をしてるだろう。
ふと、そう思って電話を掛けてみた。
 
『ハ〜イ!京也です。太陽の出てる時間帯は起きてません。起きてる時間にどうぞ〜!』
ドラキュラかこの人は。
私は思わず笑ってしまった。
 
その時、私のケータイが鳴った。
ミッコからだった。
 
 
更新:2004/11/14


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