それからというもの、私は京也さんの家に入り浸るようになった。
合鍵も作ってもらい、「いつでも来ていい。」と言われた。
学校から帰る途中に京也さんのマンションに立ち寄り、京也さんの『朝ゴハン』を作る。
夕方に『朝ゴハン』を食べるというのがちょっと不思議な感じだった。
ゴハンが出来たら京也さんを起こす。
「ゴハン出来たよ。」と言うと京也さんはいつも幸せそうに起きる。
笑顔で私を抱きしめ、キスをしてから顔を洗いに行く。
私も一緒に『晩ゴハン』を少しだけ食べる。
家に帰ってからも晩ゴハンがあるから、あまり食べ過ぎると家で食べられなくなるから。
それでもお母さんには「最近、少食ねぇ。」と言われていた。
夜になると京也さんはスーツに着替えて仕事に出掛ける。
シャツにアイロンを掛けるのも私がやるようになった。
なんかちょっと同棲してるみたいで嬉しかった。
女子高生の通い妻。
そんな自分がちょっとだけイイ奥さんになれそうな気がしていた。
「オマエの写真が欲しくて店からコレ借りてきた。こっち向いて。」
私がキッチンに居る時、京也さんはそう言って私にポラロイドカメラを向けた。
京也さんがそう言ってくれるのが嬉しくて私は自然に笑顔になった。
出てきたポラロイド写真を見て、私はなんだか照れくさくなった。
更新:2005/02/10
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