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ありがとう。
ドキドキが止まらなかった。
頭がパニックになっていた。
何か言わなくちゃ。
早く何か言わなくちゃ。
気持ちばかり焦っていた。
「あ、私…。」
言葉が続かない。
何て言えばいいんだろう。
何て言えば伝わるんだろう。
「私も…京也さんの側に居たい。」
そう言った瞬間、顔から火が出るかと思うくらい熱くなった。
思わず、両手で顔を押さえていた。
すると、京也さんは私を抱きしめてこう言った。
「ありがとう。」
更新:2005/02/10
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