ハルカを見かけなくなったのは私のせいなんだろうか。
「なんか学校にも来てないみたいだし…。」
「私のせいかなぁ…。」
「うん。それはそうかもね。」
「えっ。そんなアッサリ言わないでよ。」
「いや、ココでそんな事ないよ〜、とも言えないでしょ。」
「うん…。そうだね。ミッコのそういうサッパリしたトコは好きだよ。」
「実際、アンタが京也さんと付き合いだしてから見かけなくなったし。」
「やっぱり私のせいだね…。」
「でも、選ぶのは京也さんだから。アンタのせいにするのも筋違いでしょ。」
「うん…。」
「まぁ、生きてればそれでいいんだけどね。」
「ちょっと!縁起でもない事言わないでよ。」
「ゴメンゴメン。でも、きっと大丈夫だよ。そこまで弱くないでしょ。ハルカは。」
「うん…。そうだね…。」
「あれ?アンタ約束があるんじゃないの?」
「あっ!そうだった!ゴメン、ミッコ。またね!」
私はまたダッシュで京也さんのマンションに向かった。
更新:2005/02/19
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