何度も言ってるけど、改めて書く。
『付き合ってるなら、恋人から色々と与えられて当然』と勘違いしてるヤツが多い。
そういうヤツは「もっとこうしてよ。」とか「なんでこうしてくれないの?」とか言い出す。
その挙句、「私の気持ち、全然わかってくれてないんだね。」とか言い出す。
まず、自分が与える。
そういう人が愛されるのだと思っていい。
利害関係によるギブアンドテイクではなく、与える事に喜びを見出すという事だ。
相手が喜ぶ顔を見て喜ぶ人間、それが健全だという話だ。
「与えられるのが当然。」という人は愛されない。
自分の価値は自分で決めるべきだが、その価値基準を押し付けられても人は納得しない。
求めてばかりいれば、それが叶わない時に不安や不満が出てくる。
欲張りになって、心が醜くなれば、良い方向にはいかない。
ブタはそこに気付かず、「エサくれブーブー」を繰り返す。
その結果、「なんでおまえはエサをもらえて当然だと思ってるの?」と捨てられる事もある。
求めれば誰にでも得られるのではない。
恋人ならば与えられて当然というわけでもない。
その価値がある人間に与えられるのだ。
「エサはもらえて当然」とばかりに求めるブタには価値は無い。
どんなに見た目が良くても、長く付き合えばウンザリされるものだ。
相手がこっちに一目惚れをして、かなり重度の恋煩いをするほどハマっていても、
求めてばかりいたら、相手をすり減らしていく事になる。
そういう関係は健全ではないため、いずれ破綻する事になる。
「従業員は会社のために尽くして当然」という会社もそうだ。
搾取搾取で行けば、従業員は疲弊し切ってしまう。
サービス残業を半強制でするのが慣例になってたり、
規則でアレコレ縛り付けたり、ムチャなノルマを課したり。
そうまでして数字を出しても、離職率は上がるばかり。
過酷な業務→うつ病・過労死で問題になり、労働基準局からの警告も増えるばかり。
求めてばかりのブタというのは、そういうブラック企業みたいなものだ。
利害関係でしか結びつけない者の晩年は、ものすごく寂しいものになる。
周りの人間を大事にしてきた者の晩年は、とても幸せなものになる。
いつだって答えはシンプルだ。
求めてばかりのブタは不満を持って過ごす。
自分に足りないモノばかりが目に入る。
与える事に喜びを見出すと、人間関係は好転する。
やがて、それが大きな幸せに繋がる事に気付く事になる。
誰がどう生きようが自由だ。
好きにすりゃ良いよ。
不満だらけで過ごすも自由。
俺には関係無い。
ただ、俺はそういう生き方はしない。
みっともないからだ。
みっともない生き方は自己肯定力を下げる。
自己肯定力が下がると、人生はつまらなくなり、精神的に不安定になる。
求めてばかりでいたところで、与えられなくなった時に、
そんな価値も無い自分に気付けば、一気に崩壊へ向かう。
卑屈な人生のスタートだ。
自分を壊す可能性があるのは、いつだって自分だ。
内側からの崩壊を防ぐには、自分を見損なうようなマネはしない事だ。
色んなモノから逃げていても、自分自身がそれを見ている。
自分はごまかせない。
ビッと胸を張れる生き方をなさい。
2009/10/04
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