俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 236   雄介アニキのマニュアルについて。
 
雄介アニキとはホスト時代に俺が惚れ込み、頼み込んで舎弟にしてもらった人です。
わかんない人は登場人物仮名リストを見てね。
 
で、少し前に俺は日々の一言で、
「雄介アニキのマニュアルを文章化したい。聞けたら新しいコンテンツに入れるかも。」
とか言ってたんですが。
 
実は雄介アニキのマニュアル、もう既に聞いたんです。
完全オリジナルの必殺技を。
 
一緒に仕事をしてた時は、
「いや、特に何も無いよ〜。なんとなくでやってる〜。」
と言って教えてくれなかったけど、やっぱり彼は持ってたみたい。
仕事仲間を含め、他のホストには絶対に盗まれたくないオリジナルだそうで。
 
俺はもうホストに戻る事は無いだろうから教えてくれたんだそうで。
 
 
そう、聞いたんだよ。
公開の許可も貰ったし、文章化もしたんだけどさぁ・・・。
 
でも、その内容があまりにも恐ろし過ぎて公開出来ません。
ゴメンね、みんな。(;_ ;)
 
俺のアニキ分は鬼畜を通り越して悪魔です。
いや、魔王でした。
 
俺の「ヒドイ男のキメ台詞」なんかカワイイもんです。
俺も自分を「鬼畜大王」と思ってたけど、そんなレベルじゃねぇのよ魔王は。
 
 
やっぱレベル差が桁違いだわ。
いやいや、ホストって怖いわ〜。(笑)
 
具体的な事は一切言えないが、聞いた時に鳥肌が立ったとだけ言っておこう。
 
そのマニュアルの凄さに対しての感動と、
そのマニュアルの恐ろしさに対しての恐怖心が同時に出たね。
 
 
そして文章化はしたものの、これは公開するべきじゃないという結論に達したんだ。
こんなもん男の子マニュアルに入れるのは犯罪的過ぎる。
悪用されたらと思うと身震いするくらいだよ。
 
アニキはその行動の全てが一級の技となり、そのキャラが女の心を惑わせる。
それだけでも女を掴めるのにこんなマニュアルまで使ってたなんて。
 
もうなんつーかアレよ。
武器に例えて言うなら普通の男の武器が拳銃だとするじゃん?
で、俺の武器がライフルとマシンガンだとしよう。
そしたらアニキの武器は地球破壊爆弾。
 
もう照準を合わせて相手を狙うとかのレベルじゃないんだって。
ヤバいんだって。マジで。
 
 
 
ここでアニキがどんな人物かをちょっとでも知ってもらうために、
俺が他人にアニキの事を語る時によく出す話を一つしよう。
 
俺がホストを辞めて半年ぐらい経ったある日。
アニキの車で二人で遊びに出かけたんだ。
で、某ファミレスの前で信号待ちをしていたらアニキが突然、こう言った。
 
「あ、あの子カワイイ!ゴメン有也、ちょっと待ってて!」
「え?あ、ハイ。」
 
俺があっけに取られているとアニキはその場でハザードランプを付けて車を降り、
そのままファミレスの中に入っていった。
 
ガラス越しに俺は目的の女の子二人組に話し掛けるアニキを車中から見守ってた。
「あ〜どうもこんにちわぁ〜。」
俺は読唇術を習ってたわけじゃないが、アニキが最初にそう言ったのはわかった。
アニキのお決まりの切り出し方だからだ。
唇の動きもそのままだったし。
 
で、アニキはそれから3分ぐらい二人と話していた。
俺はその間、カーステでラルクを聞いて待ってた。
お気に入りの「Love Flies」を聞き終わる前にアニキが車に帰ってきた。
 
俺はすぐにこう言った。
「あれ?早かったっスね。ダメでした?」
「ケータイの番号ゲットしたけど、客になるかどうか。半年くらい温めなきゃな。」
 
この人はプライベートの時間なんて無いんじゃないだろうか?
そんな疑問を抱かざるを得なかった。
24時間ホスト。それが雄介アニキ。
 
 
 
ちなみにアニキの目にはスカウター機能が付いてる。
でもドラゴンボールみたいに戦闘力が表示されて出るんじゃなくて、
その女からいくら金を引っ張れるかが一瞬で表示されて出るんだ。
チャリーンって。
 
俺が恋愛エキスパートだったら、あの人は恋愛の神だよ。
いや、マジで。
 
 
2004/06/06


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