上手い事を言って女を盲目的に惚れさせ、
さらには自分の都合の良いように女の心を操る。
そんなジゴロについての話をしよう。
「女を騙し、操る事は悪い事だ。」とか、そんな意見は置いといて。
俺が考えるジゴロの理想像というものを語ろうと思う。
やはり、騙すのも操るのも芸術の域まで達してないと無粋なんだよね。
俺は中途半端な遊び人が大嫌いだ。
中途半端にすぐにバレるようなウソを付いて、
バレたら逆ギレするような男はただのロクデナシ。
そんな男はアホバカクソ男でしかない。
策謀はバレると全てが芸術とは無縁のクズに堕するのだ。
その時にその男の価値は大暴落してしまうのだ。
女を騙すのは芸術的でないとイカン。
最後まで騙していた事に気付かせないのがベスト。
もしくは『騙し方が見事すぎて感動する。』というレベルでなくてはイカン。
最後に「思い出をありがとう」と言わしめん芸術だよ。
わかるかね?
つまりはステキなハート泥棒だよ。
わかるかね?
全ては貴方の書いたシナリオの通りだったのね。
貴方は出会いから別れまで全てを計算して私と付き合ってたのね。
ホントにヒドイ男…。
でも、貴方ほどの男なんていない。
今までもこれからも最高の男…。
そう言わしめんほどの芸術的なハート泥棒だよ。
大人の女なら誰だって心の中に一人はいるんだ。
思い出に残る男ってもんが。
その思い出に残る男なども吹っ飛ばしてしまうほどの男。
それが芸術的ジゴロ。
どうせ女を騙すのならそのぐらいの領域であって欲しいと思う。
見事すぎて笑っちゃうくらいの、後になって清々しいくらいのジゴロ。
中途半端に女遊びしてる男は今すぐにやめろ。
それは女を傷つけ、自分をムダに過ごさせるだけだ。
女遊びもやるならトコトンやって極めろ。
自分の中でシナリオを作って最初から最後までキッチリ演じろ。
良い事も悪い事もトコトンまでやれ。
中途半端に妥協して生きる事には何の価値も無い。
青年よ、大志を抱け。←コラ(笑)
2006/06/13
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