俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 526   ギリギリの死線。
 
俺はいつだってギリギリの死線をさまようように生きている。
あと少しでヤバかった事は何度もある。
 
だけど、『なんで俺ばかりがこんな目に遭うんだ。』なんて
悲劇のヒーローを気取りたいわけじゃない。
俺はそんな弱音を吐くほど幼稚じゃねぇんだ。
 
不運なんて、その辺に転がってる小石みたいなもんだ。
誰だって、つまずけば転ぶ事もある。
当たり前の事だ。
 
もう慣れたよ。
もう慣れた。
 
慣れちゃいけねぇ気もしてる。
だけど、そうやって感覚を麻痺させないと生きてこれなかったんだ。
 
だから今日もこうして時間ギリギリのバスに乗って、
駅のホームまでダッシュして、時間ギリギリの特快に乗り込んだんだ。
反省はしてない。
 
こんなギリギリだったのはいつ以来だろう。
会社員時代に寝坊して駅から会社まで徒歩7分の距離を
タクシー使って行った時以来かもしれない。
あの時は嫌な汗をかいたぜ。
 
小学校の帰りにウンコがしたくなって、やっと家に着いてホッとしてたら、
オカンがその日に限って買い物に出掛けてて鍵が閉まってた時もあったな。
あの時も死ぬかと思ったぜ。
 
ケツに詰まった爆弾を刺激しないようにベランダをよじ登って、
窓から入ってトイレに向かった。 
 
あと1m、あと1mのところだったんだ。
だが、間に合わなかった。
アイツは逝っちまったのさ。(気持ち的に)
 
あれからも、ギリギリの死線を何度もさまよった。
後悔はしてない。
 
冷や汗をかくのも良い刺激だと思ってる。
 
待ち合わせ時間に遅れたら逆ギレすればいいんだ。
起きてもいない人身事故に逆ギレすればいいんだ。
「待ち合わせ時間はあくまでも目安でしょ…。」って冷めた目で見ればいいんだ。
 
だけど、大事な仕事の時だけはちゃんと20分くらい余裕を持とうと思う。
仕事相手は俺のワガママに堪える義理が無いもの。
 
身内には慣れてもらうしかない。
女は従わせるしかない。
 
遅刻ぐらいでガタガタ言うヤツは俺の身内にいない。
少し待たされたくらいで怒るようなヒステリックな女とは付き合う気もない。
 
そうか、俺はこうして無意識のうちに相手の器量を測っているのか。
なんという・・・んなこたない。←早い(笑)
 
いつも遅刻して迷惑かけてる人、ゴメンね。
でも、俺が遅刻するのは気を許してる証拠だからいいよね。
 
俺様が気を許してる人間なんて少数だから選ばれた人間って事だよ。
カッコイイじゃん。なんとなく。(笑)
 
だから許せばいいじゃん。
そもそも、おまえはそんなに心が狭くないって知ってるけどさ。
 
そう言っていつもごまかせばいいと思ってる。
ごまかされてくれる人は心が広い。
 
そう言っておけばワガママは通る。
もう慣れっこさ。
 
 
2008/11/18


前のページ 目次 次のページ



[トップページへ]