さぁ、前回の続き。
「一緒になってくれ。」と当時の彼に言われたおかんはどう返したのか?
オカンはあまりにも鈍感すぎたため、
「一緒になろう」の意味がわからなかったらしい。
しかも、「何言ってるのこの人?意味わかんない。気持ち悪い。」と振っちまった。
おもしろすぎるぜマイマザー!!
そして卒業間近、親父はオカンにアプローチをかける。
まずはおかんの自宅の番号を調べて電話を掛けた。
「同じ学年の公式テニス部の○○です。
前から一度お話したいと思ってました。
一度会ってもらえませんか?」
まぁこんな内容の話をしてオカンをデートに誘ったらしい。
オカンもこのとき軟式テニスのサークルにいたから親父の存在は知っていたみたいだ。
それからのデートの事は俺は詳しく聞いてない。
親父に聞いてもはぐらかすんだ。
何かデート中にヘマでもしたのかな?
そう思っておかんに聞くと、
「お父さんはお母さんとの初デートの最中にお金が足りないから
おばあちゃんに電話してお金借りたのよ。」
と嬉しそうに話してくれた。
カッコ悪すぎるぜマイファザー。
しかもおばあちゃんにお金をデート現場まで届けてもらったらしい・・・。(ToT)
まあそんなこんなで俺が生まれてこれたから良しとするか。
ちなみにうちの両親のラブラブっぷりはハンパじゃない。
日曜の昼間にほっとくとチークダンスを始める。
いまだに「いってらっしゃい」のチューをする。
だから恋愛に対しても熱いし、結婚願望が強いんだね俺は。
やはり血なのか・・・。
では俺が今でこそ落ち着いてるものの、
若い頃ウリャウリャだったのは誰に似たんだ?
そう思って両親に聞くと、犯人が名乗りをあげた。
親父だ。
若い頃は何十人も付き合ったらしい。
単車も乗り回してたと自慢していた。
でもオカンにキバ抜かれちゃったんだって。
やっぱ俺ら親子だねファザー。
2002/04
|