俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 95   宗教について。
 
世界には様々な宗教がある。
世界の中でも無宗教の国は少ない。
つまり日本はそういった意味では特殊と言えるだろう。
 
俺は宗教に全くと言っていいほど縁が無い。
しかしこれだけ数多の宗教がある事は無視できない。
 
結局の所、人は宗教に何を求めているのか。
それは「救い」に他ならない。
 
偶像崇拝などもその良い例の一つである。
しかしキリスト像、マリア像、仏像、神像などを拝んで何になるのか。
それは現実逃避ではないのか。
 
まず善悪の概念を持つ宗教を俺は認めていない。
その最もいい例はキリスト教だ。
善悪の概念を作る事自体が間違えている。
 
悪とされる考えを否定し、善にだけ目を向けさせる。
これでは考え方も偏る。
イザという時の苦渋の選択が出来ない人間になってしまう。
 
つまり何が言いたいのかっていうと、
世間的に言う「善」も「悪」も当然あるものとして
清濁併せ呑む事が必要だって事だ。
 
善悪に囚われず、全てを受け入れる。
その上で強い精神をもち、自分にとっての障害を乗り越える事が必要なのだ。
そして横の繋がりを大事にする事。
自分の身の回りの人の力になる事だ。
そしてお互いに精神の高みを目指す。
それが備われば宗教はいらない。
 
つまり何でこんなに宗教が広がるかっていうと、
心の弱い人間が多すぎるからなんだ。
 
何かにすがらなきゃ生きていけないくらい弱い人間が多いんだ。
こだわりや偏見を持つ人間が多いんだ。
 
もっと強く生きようぜ。
こないだも駅前で勧誘してきたおばちゃんに
2時間ほど俺の考えを説いたんだが、
本当の救いは自分の中にあるんだよ。
それを人任せにしちゃいけねえんだ。
 
要するに逃げんなって事。
何かに祈るよりもすがるよりも信じるよりも、
自分を信じて自分の精神を強くする事が大事。
 
偏った見方にならないように常に気を付けなきゃいかんね。
人殺しさえも俺の中では当然あるものだ。
弱い人間が多すぎるからね。
 
アンタみたいに強くはなれないって?
そりゃ言い訳だよアンタ。
 
もっと強くなれるのに諦めたら可能性もゼロになっちまう。
自ら可能性を潰す事はないだろ。
もうちょっと頑張ってみようぜ。
大丈夫。理解者はきっといる。
 
 
2003/04/01


前のページ 目次 次のページ



[トップページへ]