俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 96   教育について。
 
教育ってのはおっかねえ。
自分で考える事が出来ない子供を集めて洗脳をする場だ。
だからこそちゃんとした教師による教育を求められるわけだ。
 
「前へ習え」すらも危険っちゃ危険だね。
軍隊じゃねえんだから。
しかしまとまりが無かったら教師も扱いづらいよね。
しかし「聞きわけの良い子」ばかりを作ってる気もするよ。
ある程度ハメも外させる事も大事なんだよね。
脳内麻薬に慣らすためにも。
大人になって遊びを覚えてハマらないようにさ。
 
しかし何よりも大事なのは一人一人の個性を把握し、
それに合った才能を伸ばしてやる事と、勉強に興味を持たせることだ。
 
勉強なんて参考書があれば出来るようになるんだ。
しかし、興味を持たせることってのは参考書には出来ない。
 
俺の中学時代の理科の先生にすげえ面白い先生がいた。
可燃性があり、揮発性の高い液体の例を示す時にエタノールを口に含んで火を噴くのだ。
また、生物の授業の時は呼吸器系〜肺までのしくみについて教えるために
肉屋からブタのノドから肺までの部分を貰って来て見せてくれた。
実際に息を吹き込んで肺の膨らむ様子が目でわかるのだ。
 
天体の話もすごく面白くわかりやすくしてくれた。
あの先生が居なかったら中学時代の俺は理科が得意では無かったと思う。
彼は興味を持たせる事と授業をわかりやすくする事にすごく熱心だった。
その結果、俺は理科にすごく興味を持った。
そして好きだから学ぶ事が苦じゃなかった。
「好きこそ物の上手なれ」とは昔の人もなかなか良い事を言ったもんだ。
 
最近では「勉強はウチでやらせる、学校ではしつけをして欲しい。」
などと言う親が多いらしい。
つまり、しつけの出来ない親が増えてるんだ。
自分の子供のために叱る事が出来ないのかねえ。
最近の親は軟弱だ。
 
俺が小さい頃は近所のおばさんにも悪い事をしたら怒られてたもんだが。
最近は人様の家の子供を叱るほどの大人が居なくなったようですね。
なんつーかクソガキが増えそうな予感がするよ。
実際、最近の幼稚園、小学校ではクソガキに困ってる先生が多いらしい。
 
とりあえず言いたい事を最後に一つ。
未来を背負って立つ人間達の人格形成のために何をするべきかって事を考える。
これこそが教育の原点だと思うね。
 
実は俺のひい爺ちゃんはある高校の創業者なんだ。
俺が小さい頃に死んじゃったけど一度話してみたかったなあ。
どんな思いで学校を建てたんだろう。
きっと夢と希望に溢れてたんだろうね。
俺も世の中に名前を残せる人間になりたいよ。
 
悪い方で名前を残すんじゃなければ良いが。(笑)
 
 
2003/04/02


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