これは2002年2月あたりに見た夢だ。
シチュエーションはすべり台つきのプール。
でもすべり台がちょっと変で、
あのスキーのジャンプ台みたいな形なんだよね。
友達とそこで遊んでるんだけど、
途中から何故かスキー場に変わるんだ。
ちょっと目を離したスキにね。
夢の中で思わず「あれぇ?」なんて言っちまったぜ。
マヌケな声で。
そしてその坂の急なことったらないね。
死ぬ気にでもならないと絶対無理。もうね、アホかと。
そこをみんな楽しそうに直滑降。
オレはオリンピックに出たわけでもないし、
三面記事に載りたくもなかったので笑顔でフェイドアウト。
「ジャンプ台の後ろに回って下に降りよーっと。」
などとヘタレた事を考え、ジャンプ台の後ろに回った。
するとそこには体長3メートルのバカでかい魚が!!
しかも明らかに地面に横たわっている!!
あんたエラ呼吸じゃないんスかと思いつつも、
オレは何故か一瞬でそれが魚の神様とわかり、
「あなたは魚神様ですか?」と話しかけた。
すると魚神様は何も言わずに目を閉じて、
「そうだ。人間よ。」と静かにおっしゃった。
オレはなぜかその瞬間に魚神様に惹きこまれ、
悟りの言葉を聞きたくなった。
おれはとっさに、
「オレの今までの人生は正しかったのでしょうか?」と聞いた。
すると魚神様はその優しい目をお閉じになり、(もう既に信者(笑)
「キミはそのままでいい。」とおっしゃった。
その瞬間オレは凄く感動し、
この瞬間に何か自分が救われたような気がして泣いた。
自然と涙が溢れてきた。
そして目が覚めた。
俺は起きてすぐに横で寝ていた当時の彼女(カナ)に魚神様の話をした。
すると彼女は、かわいそうな子供を見る目で、
「バカじゃないの?」と言いやがった。
いいもんいいもんバーカ。
おまえに魚神様の素晴らしさが分かってたまるか。
てなわけでオレはこの日から魚の信者。
2002/04
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