夢の話


管理人・有也の見た夢のコラム。
夢は潜在意識の表れだというが・・・変な夢ばっか。

 2   殺人ネズミ。
 
これは小学校2年生くらいの時の夢だったかな。
 
シチュエーションは当時住んでいた家の近所のスーパー。
ご存知の方もいるとは思うがスーパー丸正だ。
 
そこに母親と手をつないで買い物に行った。
近所の商店街は歩いて2分ほどの距離にあり、
よく買い物にもついていった。
 
まあここまでは微笑ましくのどかな風景だ。
 
まず入り口で母が買い物カゴを取り野菜売り場に入っていった。
俺も後からついていく。
 
母の横で野菜を見ながらふと足元を見ると、
そこにはなんとドブネズミが!!
俺がドラえもんなら気絶or逃げるor地球破壊爆弾を出す状況。
 
「まさか・・・飛びかかっては来るまい。」
そう思った俺が間違いだった。
夢には恐れた事が現実になってしまうという暗黙のルールがある。
 
奴は来たね。
かなりの早さだった。
「やばい!殺られる!!」
逃げようと思ったがとき既に遅し。
俺はスネをかじられていた。
夢なので痛みは無かった。
 
何故かそのとき俺の脳裏にはネズミ=病原菌保有
という小学2年生らしからぬ知識ばかりがぐるぐる回っていた。
兄貴に「ネズミがペストを撒き散らす。」などという
どうでもいい知識を植え付けられていたからであろう。
 
俺は段々意識が薄れていった。
泣き叫ぶが声も出ない。
必死に目の前の母を呼んでいるのに気付かずに行ってしまう。
 
「おかあさん・・・。おかあ・・・。」
 
ついに俺は床に這いつくばる。
 
「もう・・・。死ぬんだ・・・。」
 
ついに意識が無くなった。
そこで目が覚めた。
 
俺は大泣きして父と母のところに行った。
俺が「怖い夢を見た」と言うと母は
「じゃあ今日はお父さんとお母さんと一緒に寝なさい。」
と言って布団に入れてくれた。
 
まあオマエ達もこれでわかったろ?
 
 
俺は一度殺されて蘇ったんだ。
 
 
 
ネズミにね。(;;)
 
2002/04



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