夢の話


管理人・有也の見た夢のコラム。
夢は潜在意識の表れだというが・・・変な夢ばっか。

 61   フィリピーナ化した元カノ。
 
元カノ、エミの子供(男の子)が8歳になっていた。
 
「ボクは絶対に負けない!」などと熱血漢みたいなセリフを吐く、
ちょっと暑苦しいタイプの天然パーマの男の子だった。
 
『この子、赤ん坊の時に見たきりだけど、こんなに天パだっけ?』
そんな事を考えながらその熱血ボーイをポカーンと見ていると、
後ろからエミのおばさんが微笑みながらベビーカーを押して現れた。
 
「有くんじゃーん。元気〜?」
「あ、どもども。お久しぶりです。」
 
ベビーカーに乗ってる子は会った事が無い。
聞けばエミの二番目の子だと言う。
 
『再婚したのか。知らなかったな。』
前に言ってた彼と再婚したんだろうか。
 
おばさんの横にはエミの妹の元彼、ヨシも一緒に居た。
ヨシもニコニコしながら俺を見ている。
 
『おや、ヨシは別れてから完全に縁が切れたと思ったけど繋がってたか。』
そう思うと少し嬉しかった。
 
昔、エミとエミの妹とヨシと4人で毎日のように遊んでいた時期があった。
その頃が人生で最もグダグダ遊んでいた時期だと思う。
それを思い出して、少し昔に戻りたくなった。
 
「あれ?エミは?」
そう言うとエミがおばさんの後ろから現れた。
 
「久しぶりー。」
なんだかエミはやたらと老け込んでいる。
 
「今は仕事やってるのか?」
「イマハフィリピンパブヨ。」
 
なんか話し方がカタコトになっている。
 
「なんでフィリピンパブで働いてんだ?」
「ソコぐらいしかもう雇ってくれないヨ。」
 
人は2年も会わないだけでこうも変わるもんだろうか。
どうもおかしい。
ふざけてる時の喋り方じゃない。
完全にフィリピーナのアクセントになっている。
 
 
『ひょっとしてコレは夢なんじゃ…』と思い始めたら目が覚めた。
 
 
2006/04/24



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