以前に比べれば、結婚に対する考え方が変わってきたかもしれない。
最近はその辺の事を考える事も増えた。
結婚が近いからじゃなく、遠ざかって行く気がしてるからだ。
適齢期といえば、適齢期なんだろう。
こういう事を考えてる事自体がそうなのかもしれない。
昨夜、サラの店で50歳妻子持ちの方と語らった。
彼には子供が3人いる。
最近、俺は将来的に所帯を持つことについて、是か非かを考えており、
その答えを導き出すヒントを得るために先輩の意見に耳を傾けたわけだ。
彼の言葉も俺が予想していた範囲内の言葉が多かったが、
やはり、『なるほど!』と思えるものもあった。
経験者の意見を聞く事は有意義だ。
俺は自分の存在証明のために作品を残したいのであって、
その最高傑作が子供であればと考えているのだが、
生まれる前どころか結婚前どころか相手を作る前から、それを憂いているのだ。
とりあえず、「有也は慎重すぎる。」と彼にもサラにも言われた。
俺は石橋を叩いて壊してイチから構築したい人間だからなぁ。
俺は自分の冒険に家族を巻き込みたくないんだろう。
まだ見ぬ妻子を思うあまり、そういう方向に踏み切れない。
まだ存在しない家族をメチャクチャ愛してるからだと思う。
あ、でも1人でもたくましく子供を育ててくれる人が、
「あなたは何も心配しなくていいのよ。私に全て任せるとおっしゃって。」と言ってくれれば、
俺は安心して自分の冒険を続けられるだろうし、大切にすると思う。
そんな女性はまずいないだろうけど、俺はそういう人を待ってるのかもしれない。
覚悟がある女性って事だろうか。
まぁ、俺が結婚しない方が何かと都合の良い人たちも多いし、
しばらくはこのまま行くんだろうってのもわかってる。
俺にしか出来ない事もいっぱいあるし、それで助かる人もいるし。
きっと、10億円くらい持ってれば破天荒でも良いんだろう。
やっぱり先立つモノが無いと身動きが取れない現代社会。
とはいえ、そんな中で俺はかなりアクティブな方だと思うのだ。
とりあえず、自分の中の統計はカウントが1増えた。
これからもっと増やして自分の答えを出そうと思う。
兄貴の子供を見ていると、早く自分の子供と遊ばせたいと思う。
今すぐに子供を作れば、それも可能なんだろうけど。
誰でもいいから産んで欲しいわけじゃないしな。
理想は年々高くなっていく。
だけど、妥協が一生の後悔に繋がるのも見てきた。
だから、このままで良いと確信はしてる。
しかし、理想と違うところだからこそ、遣り甲斐を感じる部分もあると思う。
その辺がもう少し進んで行けば、俺が誰かと結婚する日も来るだろう。
あと5年くらいで答えは出るんじゃないかな。
そしたら、これを読み直そう。
とりあえず、兄貴の息子を我が子のように可愛がろう。
接しているうちに感じる事もあるだろうし。
2008/12/23
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