俺のたわごと

ま、たわいのないことばっか書いてますけど暇なら見てね。
日々の考え事、昔の事などが書いてあります。

 532   自己肯定力について。
 
先日、「どうしてそんなに強く自分を肯定できるんですか?」と聞かれた。
掲示板かなんかで。
 
そんなわけで、今回は自分を肯定する癖が付いてる事について、分析してみた。
どの辺がルーツになってるんだろう。
 
 
まず、ウチの両親も自分大好きで自己肯定力が強い人たちなんだよ。
だから、その影響は大きいだろうな。
 
そして、幼い頃から親に「有也には才能がある。」と繰り返し言われてきた。
自信を持つための暗示みたいなもんだよね。
 
その辺がベースにあったんだと思う。
 
 
俺は幼い頃から口が達者でね。
幼稚園の頃から、誰かにからかわれても言い負かして倍返しにしてたんだ。
俺の方が頭が回るし、言い争って負けることはなかった。
 
直接的な暴力によるイジメを受けたことは無かったが、
もしやられてたら、そいつが一番チクられたくないヤツのところに走っただろうな。
ニヤニヤ顔を見せながら。
チクる時は可哀想な表情で。
 
幼い頃からこんな調子だったから、外敵に負けることは無いと思ってた。
『自分を壊しうるのは、後にも先にも自分だけだろう』と無意識に感じていたんだ。
 
 
だからこそ、”俺は決して俺を裏切ってはならない”と心に決めていた。
『自分を敵に回すような事態になったら、その時に自分は壊れてしまう可能性がある』
と感じ、その“自滅の可能性”を完全に消し去ろうとした。
 
【自分を否定しない、自分を卑下しない、自分の決め事を破らない】
それが絶対条件だった。
逆に言えば、『これを破ったら自殺の可能性が湧く』と感じていたんだね。
 
自己否定→自信喪失→情緒不安定→鬱病→自殺
って流れがある事を無意識に感じていたのかもしれない。
なので、俺が自己否定をする事はなかった。
それは強力な自己防衛本能だったんだと思う。
 
 
答えが出るまで考え抜く癖というのも、
“中途半端なところで考える事を辞めるような自分でありたくないから”で、
それは強迫観念に近いようなモノだったと思う。
 
強迫観念と言っても、情緒不安定になるようなものではなく、
『スッキリしないから止められない。』という程度のモノだったけど。
 
ウチの兄貴の場合、それが勉強に向いた。
問題が解けない→モヤモヤする→問題が解ける→スッキリする
これで東大に合格したわけだよね。
 
俺の場合、それが恋愛や人生論に向いた。
その結晶がこのHPなわけだよね。
 
 
なんだかんだで、この自己肯定力のルーツを辿ると両親に行き着くんじゃないかと思う。
俺は自分の両親を尊敬し、深く感謝している。
そして、両親を尊敬する事は、その間に生まれた自分の存在を肯定する事にもなっている。
 
以前、オトンの親友と討論をした後に、「おまえ、イイ男だなぁ。」と言われた。
その時、俺は真顔で「親父の子だから、当たり前だ。」と答えた。
 
「言うねぇ。」と言われたが、心からそう思えるから言えるのだ。
照れて恥ずかしがるような話じゃない。
 
「テメェもそう思われる男になれ。」とも言いたかったが、
オトンの手前、それはやめておいた。
俺も大人になったものだ。
 
 
最近、ゴテゴテしたケータイのデコレーションやネイルアートが許せるようになった。
俺も大人になったものだ。
 
 
最近、プリンを食われても許せるようになった。
俺も大人になったものだ。
 
 
あぁ、でも林家こぶ平がTVに出てるとイラッとする。
まだ大人になってないかもしれない。
 
僕らはトイザらスキッズ。
 
 
2009/02/02


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