思慮深い人は突き詰めて考える。
「なんとかなるはずだ!」と躍起になって解決策を探り、バテたりする人もいる。
思慮浅い人は流れに任せて生きる。
「なるようにしかならない」と半ば、諦めの気持ちを持って生きる人もいる。
前者の方が自殺率が高いと思うのだ。
なぜなら自分を追い詰めてしまうから。
後者の方は自分を追い詰めない。
ようは自分への期待が大きいか小さいかだ。
自分に対する過度な期待は、生半可に頭が回るゆえに生じるもの。
その期待に応えられない時(自分の限界を見た時)にジレンマが生じるのだ。
自分に対して期待をしない人は、それほど苦しんだりはしない。
「しょうがない。自分には解決出来ないのだ。」と良い意味で諦めているからだ。
頭が良い方が苦しむ事もある。
どちらが幸せな人生かはひと口に言えない。
変に悩み過ぎないように生きるのがいいんだろう。
だけど、世の中は悩みたがりが多い。
「悩むな」と言ったところで、悩まなくなる人は少ないだろう。
しかし、適度に悩みがあった方が張り合いもあるかもしれない。
張り合いの無い人生は、すぐにボケて終わりを迎える。
何かについて考える習慣を持ち続ける事が大切だ。
「哲学者になりたいのなら悪妻をもらえ」という言葉もある。
悩みの種を持つことは思考を深める良いチャンスであるのだろう。
何が良い結果を生むかは、見る角度によって変わる。
何かをバネにして、それをどの方向に伸ばすかが大事だ。
ブサイクだからこそ、好かれる努力をする。
イケメンだからこそ、好かれる努力をしない。
そこにもいくつもの選択肢が続いてるんだ。
生まれた時点で手札は決まってる。
そこを今さら、あーだこーだ言っても始まらない。
問題は配られたカードでどうやってゲームを展開するかだ。
君のゲームはまだまだこれからじゃないか。
カードを投げ出すには早い。
さぁ、テーブルに戻れ。
俺のジョーカーを1枚やろう。
カラーコピーしておいたんだ。笑
2010/09/02
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