夢の話


管理人・有也の見た夢のコラム。
夢は潜在意識の表れだというが・・・変な夢ばっか。

 67   カレ牛特盛。
 
なぜか小川沿いに俺の実家があって、
そこにタクとユキが遊びに来ていた。
 
それぞれは全く面識が無いはずなのに、なぜか友人っぽい。
だけど、その事に対しては特に違和感を覚える事は無く、
『タクもユキも人懐こいからな。』とすんなり受け入れられた。
 
時間はもう明け方。
俺は眠りに付こうとしてるのに2人はまだ話している。
見ればビニール袋に入った鳥肉の取り合いをしているようだ。
 
「いいじゃん、ちょうだいよ。」
昔から相変わらず自分の事しか考えないユキ。
「え〜、イヤなんだけど。やめてくんない?」
笑いながらもズバッと言うタク。
 
ユキが鶏肉の入ったビニール袋を引っ張ると破れてしまった。
「あ〜!も〜!」
自分が破ったのにタクを責めるユキ。
 
さらにバンバンと俺の布団を叩いて起こそうとする。
「ねぇ〜、ちょっと有タン聞いて〜。」
甘えた声で俺を呼ぶ。
自分の味方に付けようとする時の声だ。
 
「ねぇ〜、ちょっとヒドくな〜い?…寝てるのか。」
ユキがこちらを見ているのも薄目を開けていてわかったが、
ダルイので俺は寝たフリをしてシカトした。
 
いやいや、自分で破いたんじゃねぇか。
コイツはいくつになっても自分勝手だな。
 
その後、タクが家の近くに温水プールがあるという話を始めた。
「水泳やりたい。」
そう言って俺が目を開けると「あ、起きた!」と言われた。
あ〜うるせぇ。
最初から寝てねぇよボケが。
 
なんて思っているとそこにオトンが登場。
「どうする?2人とも送って行こうか?」
オトンが2人を送ってくれるらしい。
 
「ついでに時間が許すならゴハンでも食べに行く?」
オトンがそう言った瞬間、タクとユキの2人はどこかに消えて、
イトコが実家に遊びに来ているというシチュエーションに変わった。
「【掘れほれ】って店、知ってる?」オトンが俺らに聞いた。
イトコと兄貴が「あぁ、知ってる。」と言った。
なんかネットでも評判の店らしい。
 
オトン、オカン、俺、イトコ、兄貴でそこに行く事にした。
その店は580円で食い放題の店だった。
カレー、牛丼、唐揚げ、アサリの天ぷら、サラダなどが取り放題。
こいつは素晴らシステムだ。
ってか、こんなんで元が取れるんだろうか。
 
席を案内されると、俺は席に付く事無くメシを取りに向かった。
すると、そこに居た店員が何やら語り出した。
「いらっしゃいませ、当店は毎日のピン逃げ、もしくはポン逃げの被害を受けております。」
どうやら呼び鈴を押して逃げるガキが居るらしい。
それを聞いてイトコと兄貴が爆笑した。
「今日び、ピンポンダッシュて!」と俺もツッコんだ。
 
さて、そんな事よりメシだ。
唐揚げが1個残っていたのでそれを皿に取った。
そして、その場で口に入れてみる。
お、冷めてるけど普通に美味しいじゃないか。
でも、この味はどこかで…あ、日清の唐揚げ粉の味か。
 
兄貴とイトコはカレ牛特盛をやりたがっていた。
「どれだけ皿によそえるかが勝負。」とか言っていた。
なんだかんだで2人とも楽しそうだ。
オトンもその様子を見て満足気だった。
 
オカンが「アレ知らない?」と言って来た。
「知らない。っていうか、アレって何?」と聞くと、
「買ったばかりのボールペン。さっきまであったのよ。」とのこと。
 
見ると、テーブルに可愛いボールペンが1つ置いてあった。
「これじゃないの?」と指差すと、
「あ、う〜ん…こんなのだったかな…?」と曖昧なカンジ。
「自分で買ったのに覚えてないんか〜い!」
 
そこで目が覚めた。
 
 
カレ牛を食べたのは初めてだった。
夢の中でも美味かった。
今度は現実で食べてみようと思う。
 
 
2007/03/12



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