10分程歩くと京也さんの家に着いた。
モダンなレンガ造りの4階建てのマンション。
京也さんの部屋はその2階の角部屋だった。
「どうぞ。上がって。」
「お、おじゃましま〜す。」
男の人の一人暮らしの部屋に入るのは初めてだ。
何か変に緊張してキョドってしまう。
京也さんは私の方を振り返ってこう言った。
「脱ぎな。」
「…えっ?」
私はドキッとした。
いきなり脱げって…。
私は軽い女だと思われてるんだろうか。
それとも抱きたくなっただけ?
やっぱり遊び人なのかな…。
別に私もイヤじゃないけどこんな突然…。
京也さんは…どう思ってるんだろう?
更新:2004/12/25
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