待ってる間、私は京也さんの夕ゴハンの支度をする事にした。
何がいいだろう?やっぱりお酒飲んでくるから重い物はダメだよね。
う〜ん、う〜ん。
私は結局、何も決めないままスーパーに出掛けた。
色々と見てるうちに良いものがあるかもしれない。
スーパーの中をブラついているとユケジャンスープが売っていた。
真空パックのスープを野菜などと一緒に煮込むらしい。
『二日酔いもスッキリ!』とか書いてある。
私はそれと野菜を買って帰った。
帰り道、私は京也さんに食べてもらう時の事を想像してニヤニヤしながら
スーパーの袋をブンブン振り回して歩いていた。
そして、公園の前を通りかかった時、ハルカが目の前に現れた。
「待ってたよ。」
ハルカの目は真っ赤だった。
更新:2005/02/27
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