「俺、キャッチのダイってんだ。大輔だからダイって呼ばれてる。」
「ダイさん、ですか?」
「ダイちゃんって呼べよ〜。京也の彼女だろ?
あ〜そういや、ちょろっと前に女子高生と付き合ってるとか言ってたなぁ。
キミだったんだ〜。」
「あ、あの…京也さんとよく遊んだりするんですか?」
「ん〜やっぱ、お互い夜の世界に知り合いが多いからね。
俺は同い年だったから話が合うってのもあってね。何度も一緒に飲んでるよ。
俺がキャッチした風俗嬢とかと一緒に[Love at once]にも行った事がある。
最近は会ってないなぁ。」
「あの…私、京也さんに会いに来たんですけど…
お客さんじゃないのに勝手に店に行ったら怒られそうな気がするんで…。」
「OKOK!俺が行って呼んでくるよ!ここで会ったのも何かの縁じゃん!」
「ホントですか?」
「あぁ、じゃあ行こうぜプッシーちゃん!」
「プッシーじゃないです…。」
「アッハッハ!気にしない気にしない!」
ダイちゃんはハイテンションで面白くて、
夜の世界の人はみんなこんなに面白い人ばかりなのかなって安心した。
更新:2005/04/18
|