恋愛マニュアルプロローグ

プロローグでは恋愛に関するコラムで
男女別マニュアルに該当しないもの、
または男女両方見て欲しいものを
そこはかとなく載っけております。

 73   金と愛。2
 
『奢ってくれない男は問題外』
そう言ってる女をたまに見る。
 
俺はむしろレジで財布も出さないケチ女がイヤだ。
もう、なんつーか性根が腐ってる。
それは小さい頃からマトモなしつけを受けてない証拠。
 
そういう女は自分の子供にも同じようにしつける。
そんな女とは関わり合いになりたくない。
 
金払いの悪い男も器が小さくてイヤだけど、こっちはそれ以下。
 
『どちらが金を払うか』が問題なのではなく、
『双方が納得する形で選んだ支払い方法なのか』が問題なのだ。
 
双方が財布を出す、そこで初めて「ここは俺に出させて。」という話になるわけだ。
奢って貰う義理が無ければ相手に奢らせるべきではない。
その義理が無いと考えるならそれは間違い無く『借り』に思うべきなのだ。
それが道理だと思う。
 
その理由付けとしては「今日は俺が誘ったから」もアリだし、
「元気付けてもらったから」とかでも全然アリだと思う。
 
金は万人が認める対価であり、その価値がある相手には俺も喜んで出す。
その価値が無い相手には1円でも支払いたくない。
それは相手が男でも女でも一緒。
 
その価値が無い相手に金を出すのは自分がそいつを認める事になる。
それはすなわち自分の価値が下がる事になるからだ。
くだらねぇヤツのために金を使うなんて冗談じゃない。
ハトにエサでもやった方がマシだ。
 
 
「前に金払いの悪いケチ男がいてさぁ・・・」
それは『金を出す価値の無い女と判断されてさぁ・・・』って言うのと同等。
恥ずかしい事だから口に出すべきではないのだ。
 
女は金を出す価値のある女になれ。
男は金を出す価値のある女を探せ。
 
俺が言いたいのはそういうこった。
 
 
2006/09/21


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