たま〜にこんな読者がいる。
あんまり有也さんは有名になって欲しくないです!
メジャーになると遠くなるような気もするし。
みんなにワイワイ騒がれたくないというか・・・。
ってなカンジで。
どんなインディーズバンド扱いだ。(笑)
俺はそんな存在じゃないってのに。
インディーズバンドだとメジャーになった途端に離れていくファンって多いよね。
あの辺の心理がイマイチよくわからない。
自分の手の届く範囲じゃなくなるような寂しさがあるからだろうか。
そういえば、昔からの読者から「もう遠い人ですね」的なメールもいくつか届いたっけな。
別にこちとらそんなつもりはサラサラないんだけど。
むしろ、昔から知ってる人は俺のやってる事が5年前から変わってないとわかるはずだ。
だから、意識が離れて行ったのはキミの方じゃないの?と思う。
『自分だけの密かな楽しみにしておきたい』みたいな意識もあるんだろうか。
だとしたらそれはちょっと間違いだ。
俺は最初から限られた人向けになんて配信してない。
俺は始めた時から世界に向けて配信してる。
ミクシィなどの閉鎖空間でやらないのは誰でも等しく見れる環境じゃないからだ。
更新の手間が増えると面倒臭いってのもあるんだが。
俺が本を出した事はメジャー化ではない。
俺はメジャーの舞台に上がったわけではない。
本という媒体を通して俺のコンテンツを世に出す許可を与えただけだ。
出版の契約書はそのつもりで書いた。
あくまでもメインはこのHPなのだ。
本などはあくまでも媒体を変えて派生したコンテンツに過ぎない。
俺の中では『立ち食いそば屋巡り』とか『俺のたわごと』とあまり変わらない。
それが店頭に並ぼうがランキングに入ろうが、俺の生活にはあまり影響が無いのだ。
ウチの家族も特に気にしてない。
たまに「あそこの本屋でオススメになってたよ〜。」とか言われ、
「あぁ、そうなんだー。」と流し聞いてるくらいだろうか。
点を見てもしょうがないんだ。
線で見るべきだと思うんだ。
点で喜んでもしょうがないんだ。
線で喜べなきゃ意味が無いんだ。
ある一点ですごく嬉しい事があっても、
全体の流れが良い方向に行ってなければ手放しで喜ぶ事はしない。
逆にある一点で苦しい事があっても、
全体の流れが良い方向に行ってればさほど気にしなくなる。
俺はそういう生き方をしてる。
だから一点であーだこーだ言うな。
全体の流れを線で見るべきだ。
全体を通して読者が俺のHPを気に入ってくれればいいんだ。
何かしら楽しんだりしてくれればいいんだ。
喜怒哀楽の時間を俺が提供できればいいんだ。
それが俺の狙い通りになった時に俺が俺自身に肯定される。
それが気持ち良いだけだ。
最初からその快楽だけを求めてやってんだ。
俺は自分に認めてもらうために生きてんだ。
自分を楽しませるために生きてんだ。
俺が楽しいと思うものは読者の誰かも楽しいと思うはず。
1人でもそういう人がいれば俺は満足だ。
立ち食いソバ屋巡りなんてほぼ自己満足のためだけのコンテンツで、
あれだけはさすがに読者も喜ばないだろうなと思ってたけど、
中には「アレ見て食べに行ってます。」って楽しんでくれる人もいたしな。
話を戻そう。
俺の中の読者に対する意識は5年前から変わってない。
遠くなっちゃいないし、近くなってもいない。
読者も別に俺のHPだけを見てるわけじゃないだろうし、
特別な思いを寄せてもらう事を期待してもいない。
ただ、限りある人生の時間をほんの一部でも、
俺のコンテンツを見て楽しんでもらえれば満足なんだ。
これからもいっぱい書くよ。
俺と一緒に楽しんでくれ。
俺は一緒に喜怒哀楽を味わいたいだけだ。
人生のヒマ潰しに。
2007/09/23
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