他人に流されやすい人間というのは滑稽でならない。
そういう人間は自分が流行り言葉を知っている事で安心感を得たりする。
そして、そういうヤツに限ってやたらと流行語を使いたがる。
今だったら、やたらと『KY』って言いたがるわけだ。
そういうヤツをギャフンと言わせるにはそこを逆手に取ればいいのだ。
「オマエ、KY。(笑)」
「ハ?オマエ、NBだろ。」
「え…NBってなに?」
「え?知らないの?プフッ。」
まぁこれだけでもいい。
勝手に作っちゃえば良いんだ。
知ってて当然、くらいに勝ちきって言えばいいんだ。
「NBってなんだよ!」とあまりにもしつこかったら、
「何言ってんだバカの略。」と言ってやれ。
からかいたいなら「ニューバランス。」って言えばいい。
「どういう意味?」って聞かれたら、
「え?シューズメーカーじゃん。」とまた勝ちきればいい。
『OK』でもいい。
「オマエが空気読めの略。」とかね。
「もうKYとか流行ってないけど。(笑)」とかもいいね。
流されやすい人間は遅れることを怖れるから。
特に意味が無くていいんだ。
言いたい事を言えばいいんだ。
口ゲンカってのはペースを乱したら負けなんだ。
引いたら負けだが、負かそうとムキになっても負け。
適度な距離を置いて余裕を持って相手を小バカにすればいい。
相手のコンプレックスを上手く刺激しつつ、心情を操ればOK。
そのうち相手も『こいつとは口論したくない』と思うようになる。
そうすれば相手は二度と噛み付いてこない。
こっちが動揺すれば、そこにつけ込まれるだけじゃない。
動揺しなけりゃいいじゃない。
ヒョウヒョウとしてれば、
「トラトラトラ」って言えるじゃない。←うるせぇ(笑)
俺にとって、こういうやりとりはジャレ合いのようなもんで、
相手が憎いと思うからやるのではなく、
お互いの口の上手さを競い合う稽古のような位置付けなのだ。
上手い事を言って人をからかえる人や人の隙を突ける人は、
それだけ頭の回転が早い人だからこそ、それが出来るのだと思う。
そういう人とジャレ合える事が嬉しいから口ゲンカが楽しいんだ。
そういう時に「有也はタチが悪い。(笑)」とよく言われるが、
それも健闘を讃え合う言葉だと思っている。
それが悪意を持った第三者からの攻撃を防ぐスキルに繋がる事もある。
口が達者でない人は口が達者な人に負かされてしまうからね。
でも、たまにそこまでやり合う気力が無い子が挑んでくると、
相手が受け身を取れずに怪我をする事がある。
いきなり本気で打ち込まれるとは思ってないからだろう。
いつでも実戦のつもりで稽古をする人じゃないと、
相手が務まらないのかもしれない。
もしくは受け流しのスキルが高い人ね。
また、ジャレ合いに『可愛く思うがゆえのイジワル』を交える場合、
それが『言葉責めという名のSM』になるんじゃないかと思う。
だから、口ゲンカのスキル(≒コンプレックスを突くスキル)は、
そのままドSスキルにもなりうるのではないかと思う。
「あ!こんなになっちゃって〜。悪い子だなぁ、オマエは。」
というような相手を辱めるセリフもその1つだろう。
そういや、たまに満たされないM女を見かける。
自分のして欲しい事をしてくれるS男がいない、みたいな。
そういう子に限って彼氏がMだったりもする。
もしくは、Sなんだけど度合いが低かったり。
自分のM度が70なのに、彼氏のS度が30くらいじゃ不完全燃焼なんだよね。
俺はS度が80くらいだと自覚してるんだけど、
そういう女とSM談義になると目を輝かせるんだよね。
「この人なら・・・!」みたいな。
まぁそういう時は誘われないように上手くそらすけど。
そういったバランスってのもなかなか大事だと思う。
お互いが同じくらいの度合いでSとMに分かれてるのがベストだろう。
性の不一致も離婚の理由となる事が多いらしいし。
でも、さすがに俺も「オシッコかけて」とか「首絞めて」とかはダメだなぁ。
いわゆる、打撃系の事をするのもダメだし。
「靴のカカトで踏んで」とか「思い切り何度も叩いて」とか。
なんかそういうのは相手が可哀想に思っちゃうんだよね。
良心が咎めるというか。
そこまで行くとちょっと引く部分もある。
その辺、ギリギリで常識人なんだろうね。
やっぱり俺は言葉責めが好きだ。
羞恥心を刺激するのが好きだ。
だからこそ、女には恥じらいがあって欲しいと願うのだ。
まぁ相手次第だろうけどね。
2007/09/24
|